雨が続く毎日。今年の梅雨は、異常なまでの 大雨となってます。
極端な日照不足と 過湿で 植物たちのストレスも限界 ‼
そんな中でも イキイキと咲く花があります。熱帯スイレンです♪
皆様おなじみのスイレンには 大きく分けて2タイプがあります。
温帯スイレン と 熱帯スイレンです。
昔からよく見かけるのが、温帯スイレン。梅雨時期から夏の初めにかけて咲くのが温帯スイレンです。「モネの庭」でも有名ですよネ。
ところが 近年なかなか咲かなくなてきています。温帯スイレンは、世界の温帯地域が原産地ですが、開花には2つの条件が必要がです。25度前後の気温と、半日以上の日照です。日本では 夏至 の頃がその時期にあたります。しかし、温暖化に影響で、そのころに気温が高すぎたり、雨で日照不足の日が多いことで、咲きづらくなってきています。
熱帯スイレンの場合、温暖な時期であれば、咲き続ける習性があります。西日本の平地であれば、5月下旬より咲き始め、12月まで咲きていることもあります。
熱帯スイレンが面白いところは、その増え方。
温帯スイレンは、ワサビのような根が土の中で伸び、その先端に新しい芽がつき増えていきます。ところが、現在販売させている熱帯スイレンの多くの品種は、葉っぱの真ん中にある大豆粒のような「ムカゴ」でふえていきます。これを見つけたら、葉を茎から切って、そのまま浮かべておきましょう。
2週間ほどで葉が出てきます。
根が出始めると 葉は枯れてきます。そのころに 葉から切り離して スイレン用の土に植えましょう。
花はまだ小さいのですが、なんと この赤ちゃんが 今年のうちに花を咲かせます。スゴイですネ ♪
温帯スイレンの ワサビ のような根と違い、熱帯スイレンは 球根 のような丸い根っこ なので、小さな容器で育てることができるのも嬉しいですね ♪