立て続けに襲ってきた寒波。お庭の植物たちは大丈夫でしたか。
しかし、しっかりと冷え込んだおかげで、バラたちは完全に休眠してくれたようです。
バラの冬剪定・寒肥作業 ベストシーズンです。
今週は、剪定と、寒肥作業の方法と目的についてお話します。
この画像は、剪定前の状態です。
よくある質問が、「どのくらいの高さで剪定するのか」
バラの品種によっても異なりますが、コンパクトにしたい場合はひざ丈を目安に、大きく広がってもいいのであれば、少し長めに剪定します。
膝の高さに選定したところ
込み合った枝や、弱々しい枝・古い枝を間引きします。
若くて活きのよい枝だけを残します。
剪定ができたら、寒肥作業を行います
枝張りの真下付近に溝を掘ります。
溝の中と、掘り出した土に、「腐葉土」「完熟馬ふん堆肥」「夢油肥」「土のお守り」をよく混ぜ込み埋め戻します。
マルチングして完了
寒肥作業は、ただ肥料を与えるだけでなく、植物が眠りに就いた休眠中だからこそできる大切な作業です。
葉張りの下を掘り、有機質を入れることで、土が若返ります。
この栄養満点の土の中に新しい根がたくさん出てきます。つまりバラ自身も活力を取り戻します。
春にたわわに咲き誇るバラたちを夢見て、ぜひやってみてください。