南アフリカの最南端 喜望峰があるケープ地方。
そこが原産地の球根植物たちがあります。
アフリカと聞くと、砂漠やサバンナなどの超熱帯をイメージしがちですよネ。
北半球と南半球の違いはありますが、緯度的には、日本列島がすっぽりおさまります。
そんなところに自生する、非常に面白い球根たちを紹介します。
アルブカ・スピラリス フリズルシズル
くるくるとカールした葉が、とってもかわいい植物。3月~4月に花を咲かせ、初夏には休眠します。休眠中は、水は与えません(断水)。
オキザリス シルバーリーフの小さな葉がきれい。種類によって葉の色や形が異なり、葉だけでも鑑賞できます。
オキザリス 秋から春まで次々と咲き続けます。
マッソニア ピグメア この仲間には、ジャスミンのような甘い香りの種類もあります。
ハエマンサス マユハケオモトの名前で知られる植物も、この仲間です。
ドリミア プラティフィラ この仲間にはたくさんの種類があります。中心に見えるのはツボミです。
ポリキセナ とにかくよく増えます。
ケープ地方には、たくさんの原種たちが自生しています。ほとんどの種類が、乾燥した厳しい環境の中で生きていくために小型化しています。手のひらサイズの小さな鉢で育てることができ、休眠中は全く水やりしない、手軽な植物。種からでも、簡単に増やせる楽しみもあります。
育ててみませんか?