梅雨も半ば。雨の影響で、植物たちも 疲れ気味。
そこを すかさず 襲ってくるのが、害虫たちです。
しかし、それを退治してくれる 益虫たちも たくさんいます。
今年は、暖冬の影響で、害虫たちが異常に多いようです。
早めに気づいて大切な植物を守ってあげましょう。
これは 何でしょう? 庭木やバラ ・ブルーベリー など いろんな樹木にくっついています。これを見つけたら要注意です。
これからの時期 葉っぱが こんな感じになってくると、この害虫が発生しているサインです。網目状に透けて見える葉もあります。
犯人は こいつ! イラガの幼虫です。気づかずに触ってしまうことが多く、メチャクチャ痛いムシ 。
幼虫が小さい時期は、集団で一枚の葉に集まっているので、その時一網打尽にしましょう。
幼虫が大きくなると、あちこちに分散していくので、お薬で消毒することをおススメ。食欲旺盛で、直物を食べつくして、丸坊主にすることもあります。
一枚目の写真は、蛹室という、イラガが蛹になるときに作る殻で、抜け殻です。しかし、イラガは生まれたところで繁殖する習性があるので、これを見つけたら、要注意なんです。
バラの害虫 チュウレンジハバチ の成虫 刺すことはありません。
チュウレンジハバチ の 幼虫 バラの若葉を 丸坊主にします
セマダラコガネ の成虫 植物の若葉や、バラの花びら などを加害します。幼虫は、土の中で根を食べる、ネキリムシです。
ラミーカミキリムシ 幼虫は、アメリカフヨウや酔芙蓉などを食害します。
バッタ とにかく何でも 無差別に食べてしまいます。
テントウムシの仲間は、アブラムシなど、新芽や、ツボミにつく小さな害虫を退治してくれます。お庭でテントウムシを見つけたら、「何か、害虫がいるかも・・・」と疑ってみましょう。
カマキリ 見た目は怖いですが、様々な害虫を 片っ端から退治してくれくる 庭の守り神です
ハナグモ 見た目が気持ち悪い という方も多いクモですが、人に危害は加えません。それどころか、お庭の害虫ハンターです。