家庭菜園の季節がやってきました。
自社農場 ( ナーセリーランド ) では、たくさんの種類の苗を育てています。
美味しい のは あたりまえ。九州の気候風土でも 強く元気に育ち、
たくさん そして 長い期間 収穫できる。
多くの品種の中から、そんな種類を厳選しています。
接ぎ木苗 という言葉をご存知でしょうか?
土の中の病気や環境に強い品種の根を利用し、そこに、本当に育てたい種類をつなぎ合わせた苗です。
植物は、根の成長が全てといわれるほどです。根が強いほど良く育ち、たくさんの実を収穫できます。さらに、根に余力があるので、長~く収穫できます。
ところが
メロンを育てたのにカボチャがなった
実は、根っこ本来の芽(台木芽)を育ててしまったからです。
キュウリ・トマト・ナス・ピーマン・スイカ・メロン・ホーヤなど様々な野菜で接ぎ木が行われています。
台木芽が出てしまうと、自分自身芽を優先してしまいます。そのため、いつの間にか、肝心のメロンが弱り、台木の芽(カボチャ)がなってしまうのです。
台木芽を見つけたら、すぐに付け根から、抜き取りましょう。
接ぎ木苗は、接いでいない苗と比べると、収穫量は3~7倍違うといわれています。
連作障害にも強く、家庭菜園には うってつけの野菜苗です。