「苗半作」をご存知でしょうか。
昔から農家では「苗半作」ということわざがあります。 「苗の出来によって作柄の半分が決まる」という意味です。 植物は種から苗に育て上げるまでがとても重要な工程なので自社農場では品種選抜にこだわり、土にこだわり、肥料にこだわり、水にこだわり、環境(光・風・スペース空け)にこだわりとことん贅沢に育てました。どうか違いをお伝えしたいと思っております。
今お店に並んでいる苗は、しっかり根の張っているものを出荷しています。根の張りは水の吸い方、肥料の吸収の仕方にかなり影響します。根がしっかり張っていないと失敗してしまいます。
この根を張らせるために、弊社では大きいPOT(3.5号)を使っています。
一般的に野菜苗は3号POTで作られているものをよく見かけますが、これでは私たちが理想とする良い苗には到達しづらく、立派な苗を作るためには最低でもこのサイズを使用しなければなりません。根を張らせるためにこだわり抜いたフカフカの土を使用しているため大きいPOTを使用することで水もちも良くなります。
お店に並んだ状態でお客様のところへ渡るまでの間も苗は成長しています。
それでもなるべく苗が良い状態を保てるようにと管理しております。
トマトはもちろん、ピーマンやナス、他にも自社農場の野菜苗は3.5号以上のポットを採用しております。
自社農場のバジル苗は多粒まき。少しお値段が高いように見えますが・・・
何本も密集させて植えています。こうすることでヒョロヒョロになりにくく、省スペースでたくさんのバジルを収穫することができます。
もちろん植え替えていただきたいのですが、ベランダなどでもしっかり楽しめます。
店舗にて植え替え講習会を随時開催しておりますので、ぜひ私たちが丹精込めて作った野菜苗を手に取ってご覧ください。
家庭菜園、本当に面白いですよ。