一度植えたことがある人ならば、誰しもこの花の魅力を興奮気味に語ってしまうという「ラナンキュラス・ラックス」。春早くから咲き始め、1株から花束のように何十輪という花を咲かせ、切り花にしても花もちがよく、咲き進むにつれさまざまに表情を変え楽しませてくれる…。この花のめくるめく魅力を余すことなく届けたいと、花を丹精する平田ナーセリーの農場長、松永斉大さんにお話を伺いました。

お話/平田ナーセリー 松永斉大農場長

平田ナーセリーの松永斉大農場長琉球大学農学部卒業。丈夫でよく咲く花苗生産のスペシャリスト。研究を重ねたオリジナルの土で植物を丹精し、出荷時のポットまで厳選。お客様の手元で植物が最高のパフォーマンスを発揮し、誰もが簡単に美しく植物を育てられるよう使命を燃やす。西日本新聞「たちまち小町」でも園芸相談を連載中。

 

 

目次

春の庭に革命を起こしたラナンキュラス・ラックス

まるで春の訪れを祝福するように、花束のような見事な花つきで庭を彩るラナンキュラス・ラックス。桜と同じ頃に咲き始め、チューリップやパンジー、ビオラといった定番花にこの花が加わったことで、近年の春の庭の様相は一気に華やぎを増しています。ラックスは草丈60〜80cmと背が高く、まだ地際で咲く花が多い春の始めにその存在感はひときわ輝きを放ちます。ひらひらと波打つ花びらは咲き進むにつれシェル(貝)のような艶めきを放ち、さらに進むと花色は淡く和紙のような質感へと変化します。そしてバラの花とバトンタッチするように潔く休眠に入り、地中でひそやかに翌年の春に向けて球根を太らせるのです。

ラナンキュラス・ラックス

丈夫で初心者でも簡単に育てられる

これまでのラナンキュラスは日本の夏の高温多湿や冬の寒風が苦手で、夏には球根が地中で腐ってしまうため、掘り上げて管理するなど栽培が難しい花とされてきました。しかし、ラナンキュラス・ラックスは植えっぱなしで夏も越し、寒さで多少葉が凍っても冬を越してくれます。病虫害もほとんどないので初心者でも簡単に育てられるのが魅力です。庭植えはもちろん、鉢栽培でも楽に育てることができ、ベランダならラックスさえあれば、春爛漫の雰囲気を演出することが可能です。

どんどん球根が増えるコスパ最高の花

ラックスは生育旺盛で、地中でも球根がどんどん増えていきます。1年で球根の数は3〜5倍に増えるため、株は年々見事に大きくなり、花数も驚くほど増えていきます。一度買ったらどんどん増えるコスパのよさも魅力。手にした日から毎年、ラックスの花でいっぱいの春の風景が約束されます。

綾園芸・草野修一氏の情熱によって生まれた花

ラナンキュラス・ラックスは宮崎県の綾園芸という家族経営のナーセリーが生み出した花です。綾園芸の草野修一さんは、もともと切り花用のラナンキュラスを多数、世に生み出してきた方ですが、その花の美しさはベルギー王室の婚礼会場の装飾を任されたフローリストが、はるばる宮崎の草野さんのハウスに買い付けにくるほどです。ですから、切り花のラナンキュラスではすでに随一という立場を築きながら、新たなテーマとして取り組まれたのが庭植え用のラナンキュラスだったのです。

Ranunculus asiaticus in Kavo Gkreko, Cyprus
キプロス島に咲くアシアティクス種。/Photo Krzysztof Ziarnek, Kenraiz

一般的なラナンキュラスは地中海からイラン・イスラエル周辺の原種の遺伝子を持つアシアティクスという種類で、日本の夏の高温多湿や冬の寒風が苦手。日本では地植えで年を越すことは難しく、ハウスでの切り花としての生産はあっても、ガーデンプランツとしての普及はほとんどありませんでした。しかし、草野さんは原産地で一面に咲くラナンキュラスに感激し、その風景を日本にも、と諦めることなく育種を続け、とうとう庭植えに最適の宿根性ラナンキュラス「ラックス」を生み出しました。

綾園芸の草野修一氏
ラナンキュラス・ラックスを育種した綾園芸の草野修一氏。

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平田ナーセリーだけのたわわに花が咲く大鉢ラナンキュラス・ラックス

ラナンキュラス・ラックスシリーズ
春にふさわしい華やかな花を咲かせるラナンキュラス・ラックスシリーズ。

ラックスの花苗を生産できるナーセリーは限られていますが、平田ナーセリーでは育種者の草野さんからラックスの球根を直接分けていただき、苗の生産を行っています。ラックスの魅力はとにかく花束のように咲くたわわな花。この本来のラックスの魅力を届けるために、平田ナーセリーでは球根を分球せず大きな塊のまま鉢に植えつけ栽培しているため、最初から2年目以降のような見事な花つきを楽しんでいただけます。春に一斉に開花し始めたときには、花束を贈られるような感動を味わえると思いますよ。

ラナンキュラス・ラックス
1年目からブーケのように庭で咲き、存在感抜群。

平田ナーセリー独自の育成方法でお届けする失敗しない丈夫な苗

平田ナーセリー
平田ナーセリーの圃場。6号ポットでスクスク育つラナンキュラス・ラックスの鉢。

以前から球根は大きな塊で植えていたのですが、今年から鉢も大きくし6号サイズのロングポットに植えて生産を始めました。花の苗といえば、通常3〜4号の小さなポットで、球根が1球植えられているのですが、平田ナーセリーでは先ほども言ったようにラックス本来の魅力をお届けしたいので、大きな球根を大きな鉢で、多くの土で栽培しています。ですから球根のパワーからして違いますし、土の量に応じて根の張りもよいので、その分、花数が多いのはもちろん、株に体力があるのでどなたにも苦労なく栽培していただけます。

ラナンキュラス・ラックス
シェルのような艶めきが特徴。

ラナンキュラスは多湿を嫌うため、平田ナーセリーでは水はけがよく肥料保ちのよいオリジナルブレンドの土を用いています。ポットも土がたっぷり入り、水が滞留しない形状のものを吟味して植え付けしています。私自身、初めてラナンキュラス・ラックスを育てた時、その見事な花つきや丈夫さといったパフォーマンスを驚きをもって迎えましたので、その感動を皆さんに味わっていただきたくて、独自の栽培方法を吟味しました。

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切り花としてフラワーアレンジでも満喫

ラナンキュラス・ラックス

ラナンキュラス・ラックスは室内栽培はできませんが、よく枝分かれして次々に花が咲くので、切り花としても重宝します。水の吸い上げもよく花瓶のなかで長もちし、切ってからも咲き進むので、室内でその繊細な変化を間近に観察することができます。ちなみに花屋さんでは1本500円以上することが多いので、自分で栽培すれば豪華なブーケを気軽に楽しむことができますし、プレゼントにしても喜ばれます。

チューリップとラナンキュラス・ラックス
横浜市の公園をチューリップとともに彩るラナンキュラス・ラックス。

貴重なコレクションを持つ平田ナーセリー

現在、平田ナーセリーで扱うラナンキュラス・ラックスは20品種ほどです。しかし、バックヤードには惜しくも廃盤になった品種も含めてもっと多くの品種を大切に育て続けていますが、それは草野さんと古くから直接やりとりをさせていただいているからこそです。

ラックスは個体差が出やすく、育て方次第で花姿がまるで違ったりするんです。で、うちで大事に育てているうちに、中には草野さんが知らない性質のものが出たりすることもあって、それをうちから草野さんにフィードバックしたりしています。ですから、そのうちラックスのリバイバル品種も登場するかもしれません。

超お買い得! 農場直送のラナンキュラス・ラックスの大鉢

ラナンキュラス・ラックス

お届けするラナンキュラス・ラックスは、平田ナーセリー独自のこだわり栽培で大鉢6号サイズのロングポットを農場直送。丈夫な花茎が何本も上がり始めているので、届いて間もなく豪華な開花が楽しめます。20品種の豊富なバリエーションから選べ、2鉢までは同梱でお届けできるので2個セットがお得! 新年のご挨拶や贈り物としてもこれほどふさわしい花はありません。新しい年をラナンキュラス・ラックスで明るく華やかに彩りませんか。

  • 2鉢セット(異品種セレクト可)8,000円(税込・送料込み)
  • 1鉢 税込5,500円(税込・送料込み)

ラナンキュラス・ラックス1鉢のご購入はこちら税込5,500円(税込・送料込み)
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記事作成:ガーデンストーリー https://gardenstory.jp

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